安くて良い一戸建てを〜埼玉県民共済で家づくり〜

2018年初夏に埼玉県民共済住宅で家を建てました。質問・コメント大歓迎です。

【2】古民家付き土地を買う時の注意点

こんにちは。べっこうです。

 

「古民家付きの土地を買う場合、売主に取り壊してもらう方がベター」という話しをしました。

が、残念ながら、我が家は購入後に当方で取り壊しを、しています。

 

取り壊し自体はそこまで面倒ではなかったのですが

「実際に壊してみないと、いくらになるか判らない」

というのが一番のネックでした。いくらになるかわからなくて、とにかく怖い!

 

結局、"30坪の土地に建てた木造2回建"の取り壊しでちょうど100万円になったのですが、これは、安い方らしいです。

 

・重機が入り込みにくい立地

・古家にアスベスト(石綿)含有建材がある

・土の中から何かが出てきた

 

この3つが「取り壊し費用がUPしがちな良くある話」で、該当してしまうと、取り壊し費用が少なくとも10万以上UPするような痛手です。

 

 

・重機が入り込みにくい立地

・古家にアスベスト(石綿)含有建材がある

この二つは、見積りを取る時点で大体察しが付きますが、「物件を買う前に取り壊しの見積りを取る」なんて、普通はできないですよねー…。

 

 

・土の中から何かが出てきた

これなんて、いざ上物がなくなってからでないと気付けないですし。

●もう一個前の建物の、浄化槽が埋まったままだった→撤去費用は8万円から。

●土器など、歴史的価値のあるものが出土した→取り壊し&建築のスケジュールが後ろ倒しになる。近畿地方は特に多い。

●巨大な岩が埋まってた→ご愁傷様としか言いようがないくらいに撤去費用が掛かる。

 

売主さんならば、上記のような事情に多少なりとも心当たりがあるはず。少なくとも買う側よりは。

我が家の売主さんは「ウチも中古で買ったから、建物事情はよく知らない」とおっしゃっていましたが、それでも、更にその前にの売主さんから建物や土地の経緯を色々聞いていらっしゃったので

・浄化槽は出てこない

・何かが出土するような土地でもなさそう

・建物の改修履歴がある

 

と事前に教えてくださいました。

そんな訳で、何も出てこなかった我が家の取り壊し費用は、100万円で済んだのでした。