引渡し前の立会いチェックではここも見て!
こんにちは。べっこうです。
住居引渡しの1週間前に、現場監督・施工主立会いの元で、竣工検査を行いました。
うちは引渡し1週間前でしたが、かなり切羽詰まったスケジュールのほうだと思います。
ちなみに、監督はこのあと間もなく退職してしまいました・・・どうやら、県民共済住宅がブラック職場すぎたようです。
振り返って思うこと
・なるべく家族全員で
・多少でも家のことがわかる知人がいるなら来てもらう
とにかく、大人数でチェックした方が良いです。
我が家には重大な瑕疵はなかったとはいえ、それでも本当にたくさんのミスが見つかりました。
うちで起きていたこと
・垂れ壁のはずだったのに、無い
・カーテンレールが邪魔をしてクローゼットが開かない
・小物入れの扉が斜めになっている
・照明スイッチの隙間から強めの風が吹いてる
・コンセントが浮いていて、触るとガチャガチャ音がする
・壁が膨らんでいる
・洗面台の引き出しに大きめのぶつけ傷
以下は、引越した後に気づきました
・換気扇の金具が変形
・食器棚の棚が微妙にサイズ合わずのまま押し込んでいて、傷ができている
・照明スイッチの配線ミス。違う場所のライトが点灯してしまう
住む側としては傷や汚れが気になってしまうところですが、こんなところも是非チェックしてみてください。
我が家は身内に一級建築士がいるので、来てもらいました。やはりプロは私たちも着眼点が違いました。すげー。
有料ではありますが、外部の建築士に家を確認してもらうってのは、やはり意味があると思います。
【1】建設レポ 県民共済初訪問
こんにちは。べっこうです。
2017年某日。
土地も決まってない状態で、埼玉県民共済住宅に初訪問しました。
高校の職員室を思い出すような、シンプルな事務所でした。
受付の人に誘導され、まずはDVDを見ることに。
「飲み物は入り口前にある給茶機or自販機で。ご自由にどうぞ」というセルフ方式。
受付さん、TVの前に誘導したらそのまま受付に戻ってしまいました。
ううむ。この時点で他のハウスメーカーとはかなり違う…。商売っ気なし。
DVDは、県民共済住宅の特徴説明。
今思えば「そのぶん、施工主の労力も多少かかります」の一言があった方が心構えができて良かったろうに、と思うけど。
DVDが終わった後は打ち合わせ用デスクへ。
個別で打ち合わせしてもらいました。
・住むエリアは決まっている
・建てたい広さもほぼ定まってる
・まだ土地が見つかってない
この辺を伝えたところ、建築に大体いくらかかかりそうか概算を出してもらいました。
建物の仕様や広さだけでなく、エリア的に地盤改良でかかるであろう費用も考慮した上で計算してくれていました。
この時にもらった概算、実際にかかった額より100万程度安かったです。
そして、土地が決まってないということで「古民家付きなら建売業者に取られにくいよ」とアドバイスしてもらいました。優しい!!!
DVDを観終わった時点で「こりゃやっぱ県民共済住宅で建てるで決まりだな」と思ってはいたのですが、大体の金額も分かったことで、より前向きに考えるようになったのでした。
埼玉県民共済住宅に決めた理由
こんにちは。べっこうです。
「希望に合った間取りでさえあれば、建売でも中古でもなんでもOK!」と当初は思ってたんですけど、住みたいエリアが限られていた事もあって、結局は注文住宅になりました。
夫の職場に、県民共済住宅で建てた方がいまして「自分でやる事は多いけど、かなり安く建てられる」と聞いたのが始まりでした。
決め手になったのは、県民共済住宅に直接赴いた際の
「安いです。でも安さの割には良い家が建ちます」という説明でした。
県民共済住宅のモットーが「目指せ加入者への100%還元」らしく、利益を度外視してるんですよね。
いま振り返るに
確かに県民共済住宅は、自分で調べたり手間をかけないといけないことが多くって、大変でした。
注文住宅自体、エネルギーがいるものですけど、県民共済住宅だと間違いなく手間ひまUPです、
周りの助言が無かったら、危うかった事も多々。
県民共済住宅さん、建ててる件数の割に社員がかなり少ないらしく、なかなかののおざなり対応です。
セールスマンなど、最初から最後まで担当してる人もいないというのも、ネックです。
ぶっちゃけ、忙しいご家庭は避けた方が無難なハウスメーカーです。
ですが。
本当に、安かった…!
やる事は多かったけど。トラブルも多々あったけど。おざなりだけど。
でも、「この値段でこの家が建つなんて、常識では考えられない」と親族達は口々に言ってました。
あ、私、親戚&知人の多くが建築業界に身を置いてまして
一級建築士、大工、配管工、内装業…親戚だけでもなかなかバラエティに富んでるんです。
「どうせ注文住宅にするんなら、ネットワークをフルに生かして良い家を作ろう!!!」
と心に決めて家づくりを始めました。
もちろん自分でも勉強しましたけど、業界人の知識と経験値は半端なかったです。
ハウスメーカー選びでやってはいけないこと
こんにちは。べっこうです。
我が家は、埼玉県民共済住宅で家を建てました。
埼玉県民出ないと利用できないメーカーですが、年間建築数は1000軒を軽く超えてます。埼玉県内での木造建築数No.1だそうで。
他に見学したのがタマホームと、Panasonicビルダーの地元業者でした。
「ボンヤリしかイメージの無い状態でモデルルームを見に行ってはいけない」とキツく言われていたので、県民共済にするとほぼ確定になってから、チラッと他社さんの見学をさせてもらいました。
いざ建ててみて、その理由がよくわかりました。
モデルルームって、めっっっっちゃ豪華!
あんなの予算内で建てられないでしょ!?
そのハウスメーカーの全力が、モデルルームには注がれてますね…。
【3】古民家付き土地を買う時の注意点
こんにちは。べっこうです。
古民家は、実際に壊してみないと費用がわからない、という話しをしてきました。
そして、業者さん選びも大事です。
うちは、某取壊し業者の仲介サイトを利用しました。
安い業者さんだったのは良かったものの、契約した以降の態度が横柄で参ってしまいましてね…うちの失敗から考えるに
・いつまでに壊してくれるのか
・何かが出てきてしまった場合のざっくりとした費用
この辺はしっかり言質をとってください!!
契約書に明記しておくと良いのかも。
あと、壊したら土地の高さがどれくらいになるのかも聞いておいた方が良いです。
家の設計を考える際に重要です。設計士に早めに伝えた方が、間取り決めがスムーズてす。
あと、ハウスメーカーでお抱えの取り壊し業者さんが、あるならそこからも迷わず候補に入れてくださいね。変なことできないはずですから。
県民共済住宅のお抱え業者は妙に高かったので、結局お願いしなかったのですが。
あと、不動産屋さんが良い業者を知ってることをあるので聞いてみてください。
我が家がお世話になったM不動産の担当さんは「以前タマホームで建てたお客様が、ハウスメーカーの紹介でめっっっちゃ安い取り壊し業者を使ってらしたのですが…すみません。業者名が思い出せません」と言ってました。
【2】古民家付き土地を買う時の注意点
こんにちは。べっこうです。
「古民家付きの土地を買う場合、売主に取り壊してもらう方がベター」という話しをしました。
が、残念ながら、我が家は購入後に当方で取り壊しを、しています。
取り壊し自体はそこまで面倒ではなかったのですが
「実際に壊してみないと、いくらになるか判らない」
というのが一番のネックでした。いくらになるかわからなくて、とにかく怖い!
結局、"30坪の土地に建てた木造2回建"の取り壊しでちょうど100万円になったのですが、これは、安い方らしいです。
・重機が入り込みにくい立地
・土の中から何かが出てきた
この3つが「取り壊し費用がUPしがちな良くある話」で、該当してしまうと、取り壊し費用が少なくとも10万以上UPするような痛手です。
・重機が入り込みにくい立地
この二つは、見積りを取る時点で大体察しが付きますが、「物件を買う前に取り壊しの見積りを取る」なんて、普通はできないですよねー…。
・土の中から何かが出てきた
これなんて、いざ上物がなくなってからでないと気付けないですし。
●もう一個前の建物の、浄化槽が埋まったままだった→撤去費用は8万円から。
●土器など、歴史的価値のあるものが出土した→取り壊し&建築のスケジュールが後ろ倒しになる。近畿地方は特に多い。
●巨大な岩が埋まってた→ご愁傷様としか言いようがないくらいに撤去費用が掛かる。
売主さんならば、上記のような事情に多少なりとも心当たりがあるはず。少なくとも買う側よりは。
我が家の売主さんは「ウチも中古で買ったから、建物事情はよく知らない」とおっしゃっていましたが、それでも、更にその前にの売主さんから建物や土地の経緯を色々聞いていらっしゃったので
・浄化槽は出てこない
・何かが出土するような土地でもなさそう
・建物の改修履歴がある
と事前に教えてくださいました。
そんな訳で、何も出てこなかった我が家の取り壊し費用は、100万円で済んだのでした。
【1】古民家付き土地を買う時の注意点
こんにちは。べっこうです。
我が家は、古民家付きの土地を購入し、取り壊した上で家を建てました。
古民家付き土地は、建売業者に先んじて買われてしまう可能性の低い、穴場な物件です。
実際、土地探し中には、ハウスメーカーを始めとした複数の人から「古家付き土地が狙い目だ」とアドバイスを受けてました。
費用において、更地購入と異なる点は
・取り壊し費用
・滅失登記費用
この2つ。
(細かく言うと固定資産税とかも掛かることがありますが、多分、不動産屋さんが一番面倒のない形で契約を作ってくれるはずです)
滅失登記は、自分でやれば2千円とかなので無問題。
悩ましいのは、取り壊し費用。
ベストなのは物件を買う時に「売主が取り壊し費用を負担」で契約する事です!!
が、我が家は、売主さんが「まだまだ住める!」と思っていらっしゃった事もあり、こちらが取り壊し費用を負担しました。
かかった費用は、
30坪の土地にある木造2階建てで、取り壊し費用は100万円ちょうど
でした。
ちなみに4社に相見積もりしまして、98万〜140万円と出てました。
安い業者さんはそれなりらしいので、トラブル対策は事前に行ってくださいね。うちはなかなか痛い目をみました…これについたはまた後日。
【2】この物件にする!と決めた時の節約方法
こんにちは。べっこうです。
いざ「この物件を買う!」と決めた際にも、節約できるポイントがあった、という話しの続きです。
一つ目の方法は、いわゆる不義理にあたるので、それなりの理由がなければおススメできないものでした。
二つ目の方法とは
「買付証明書に書く希望金額は、ちょっと安めにしておく」です。
買付証明書とは、売主へ「私はこの値段で買いたいです!」と伝える、特に法的拘束力の無い書類です。ちなみに、我が家が出した買付証明書はALL手書きでしたw
物件の目の前で、道路に立ったまま書類を書きました。めっちゃラフですね。
親切な不動産さんならば、その場でバランス良い適正金額をアドバイスしてくれるはずなのですが、どうも、そういう不動産屋さんは少数なようで。
我が家でお世話になったM社不動産のアドバイスによると、
・2000万で売り出される物件ならば、1800万
・強気に、思い切って1700万でもいいくらい
だそうです。
売出し価格よりも10%以上安い価格、と言ったところでしょうか。
実際我が家も、売出し価格より10%以上安い価格を勧められまして売主からの回答は「6%ちょいの値引きでどうでしょう?」という回答でした。
6%、大きいです。
物件によっては、仲介手数料よりも高額になるはずです。
親身になってくれない不動産屋さんだと、少しでも高い価格で買わせて、仲介手数料を多く取ろうとしてくるそうです。
そう考えると、不動産屋さんの性格が見えてくる、大事な場面でもありますね。
【1】この物件にする!と決めた時の節約法
こんにちは。べっこうです。
いざ「この物件を買う!」と決めた際にも、節約できるポイントがありました。
今回は、プロからアドバイスをもらったわけではなく、我が家での経験談です。
まずは一つ目。こっちはあまりオススメはできないのですが。
物件を決めた時点で、実際に物件を紹介してくれた業者さん以外には
「他で紹介された物件に決めようと思います。今までありがとうございました。」と連絡を入れました。
これは純粋に「もう決めたので、もう我が家向けの物件は探さなくてOKです。」という連絡&謝辞のつもりでした。
ところが。
返答は…
「その物件の仲介、うちにやらせてください!仲介手数料を半額にしますから!」
でした 汗
後で知ったのですが、これは不動産業界内ではルール違反らしいです。お客の横取りなので。
ですが、よほど企業イメージを気にしている会社でもない限りは、ごく普通に横行している現象なようです。
また、買付(購入意思を示す簡単な書面)を出す直前には、売主側の不動産屋さんから、直接私の元に電話がかかってきまして
「M社不動産を介さず、私と直接やり取りしませんか?売り手側との価格交渉もスムーズですよ」
と、M社不動産を裏切る話しを持ちかけられました 汗
いやー恐ろしい。獲物を見つけたハゲタカが思い浮かびました。
いざ契約目前までこぎつけた途端に、こんな風に外野から取られる危険があるとは。何とも恐ろしい業界です。
結局我が家は、一番お付き合いが長く、年単位で探してくれていたM社不動産屋さんで揺らがなかったのですが
・どうしても仲介手数料がイタイ
・物件は気に入ったが不動産屋さんとは相性が良くない
といったケースであれば、このタイミングでの行動が大事かな、と感じました。
もう一つの節約方法については、次の記事で。